離れて暮らす親の介護|帰省時に一緒に確認したい暮らしのこと
短い帰省で、家のことを全部決めようとしないために。普段の生活、連絡先、家族の役割を本人と確認するポイントをまとめます。

この記事のポイント
本人の普段の生活を聞き、連絡先と帰省後の役割を一緒に整理します。
この記事の目次
片付けより先に、普段の過ごし方を聞く
久しぶりの帰省では、家の変化が気になるかもしれません。しかし、本人に説明せず物の配置を変えると、普段の生活がかえって分かりにくくなることもあります。
まず、買い物や食事、通院、近所との付き合いをどうしているか聞いてみましょう。できていることを確かめながら、本人が負担に感じている場面を一緒に探します。
連絡先を、本人と家族の両方に残す
通院先、かかりつけ薬局、担当ケアマネジャーなど、普段相談している人を確認します。家族だけがスマートフォンで管理するのではなく、本人も見つけられる場所に必要な連絡先を置きます。
近所の人に頼っていることがあるなら、本人の了解を得て、どの範囲で連絡を取り合えるかも相談します。誰か一人がいつでも対応できる前提を置かないことが大切です。
帰省中に確かめたいこと
確認は家の点検というより、暮らしの相談として進めます。本人が見せたくないものを、無断で調べたり持ち出したりしないようにします。
- 食事や買い物で負担になっていること
- 通院や外出の移動手段
- 日中と夜間に困ったときの連絡先
- 家族が次に来られる日と、できる支援
遠方からの連絡を、一人に集中させすぎない
家族が複数いる場合、それぞれが同じ窓口へ問い合わせると、説明や回答が食い違うことがあります。主な連絡担当を決めつつ、その人が仕事や移動で応答できない場合の代わりもそろえておきましょう。本人に、誰と何を共有するかを説明することも大切です。
家族間の連絡メモには、確認した事実と次の予定を残します。「たぶん大丈夫」という感想だけでは、現地の状況が伝わりません。未確認のことはそのまま残し、次に誰が確かめるかを決めます。
帰った後の役割を具体的に決める
遠方の家族にも、情報整理、予約の確認、費用の管理など、本人の同意のもとで担えることがあります。「何かあれば連絡して」で終わらず、いつ話すか、何を確認するかを決めましょう。
現地での支援が必要なときは、本人が暮らす地域の相談窓口につなぎます。帰省のたびに家族がすべてを抱える形から、地域と協力して続けられる形を考えます。
参考資料・情報の確認について
情報確認日:。確認項目や相談メモはCares編集部による提案です。制度の対象や費用は、自治体・事業所とご自身の条件に照らしてご確認ください。
